少しでも
身体の不調がありましたら
ご相談ください

婦人科がん検診・基礎健康診査
子宮がん検診
子宮頸がんは初期の段階では自覚症状がないため、がん検診が有効です。最近は若年者の子宮頸がんが増加しております。20歳以上であればどなたでも検診が受けられます。年齢や症状に関わらず受診をしてください。
50歳以上の閉経夫人に多い子宮体がんも検診が可能です。特に6か月以内に不正出血やおりものの異常がみられる場合には、積極的に受診をしてください。
乳がん検診
当院では乳がん検診も行っております。現在は30歳代の方は超音波検査、40歳~69歳の方は視触診とマンモグラフィーの併用検診、70歳以上の方はマンモグラフィー単独検診となっております。
院長はマンモグラフィーと乳がん超音波検査読影医の資格を有し、視触診やマンモグラフィーのみならず、超音波検査にも積極的に取り組んでいます。
当院では開院後90例以上の乳がんを発見し、精密検査医療機関に紹介をしております。
卵巣がん検診
平成17年から超音波検査による卵巣がん検診も行っております。所見がある場合には腫瘍マーカーによる精密検査も行います。ご希望の方は受付までお申し出ください。
院長は東北大学病院から宮城県立がんセンター所属時代まで、婦人科がんの研究診療に従事しておりました。子宮がん・乳がん・卵巣がん検診などを積極的に行っており、数多くの婦人科がんの発見に貢献しております。お気軽にご相談ください。
基礎健康診査
生活習慣病は自覚症状がないまま進行している場合があります。当院では「特定健診・基礎検診」など健康診査にも取り組んでおります。特に市民健診は毎年定期的に行っており、毎年受診することにより数値の変化がわかり、ご自身の身体異常にも早期に気づくことが可能です。仙台市市民健診は下記をご参照ください。電子申請も可能です。

妊婦健診
当院では分娩は取り扱っておりませんが、産科セミオープンシステム※での分娩や里帰り分娩を前提として、妊婦健診を行っております。産科セミオープンシステムとは妊婦健診は当院で行い、緊急時の診察や分娩は病院で行うシステムです。また、その他の施設にもご紹介いたしますので、ご相談ください。健診時の超音波検査の録画サービス(無料)も行っておりますので、ご希望の方はお申し出ください。USBメモリーが可能です。
- ※産科セミオープンシステムとは
- 産科セミオープンシステムとは、妊婦健診は通院に便利な近医で行い、緊急時の診察や分娩は病院にて行うシステムのことです。妊娠初期に各病院に分娩予約を行いますので、ご相談ください。現在のところ、仙台市立病院・東北公済病院・仙台医療センター・仙台日赤病院・東北大学病院で行われています。ただし、各病院の受け入れ状況により、予約できない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
また、その他の施設にもご紹介いたしますので、お気軽にご相談ください。
超音波3D/4Dの録画サービスも
始めました。
妊娠中絶手術
当院では妊娠12週未満の妊娠中絶手術を行っております。
基本的には日帰り外来手術となります。
正常妊娠であるかどうか、妊娠週数の診断や検査、手術のご説明などを行いますので、前もって外来を受診してください。
診察の流れ
診察当日
- 診療時間内にご来院ください。受付後、問診票の記入を行っていただきます。
- 診察・尿検査・超音波検査などを行い、正常妊娠であることや妊娠週数などを確認します。
- 妊娠週数などを基に、手術日を相談いたします。
- 採血や心電図などの術前検査を行います。
- 手術についての説明を行い、手術同意書をお渡しします。
手術同意書には、既婚・未婚に関わらずご本人と配偶者(パートナー)の方の署名・捺印が必要です。
ご不明な点やご不安な点についてはお気軽にご相談ください。
- 受付でお会計していただきます。
手術当日
- 受付で受診手続きを行っていただきます。
手術費用は受付時にお支払いいただきます(各種クレジットカードが使用できます)。
手術同意書を提出していただきます。
- 手術前の前投薬の注射や点滴をします。
- 静脈麻酔後、手術(10~15分)を行います。
静脈麻酔により手術中は意識はなく、痛みもありません。
- 手術後の経過観察のため、院内の休憩室でお休みいただきます。
麻酔が覚めたら少しずつ水分と軽食を取っていただき、状態を確認します。
- 超音波検査などによる診察を行い、術後の状態を確認します。
手術経過や術後の内服薬、注意事項などをご説明いたします。
約1週間後に診察をいたします。
- 経過に問題なければ、お迎えの方と一緒に帰宅していただきます。
帰宅後は安静にして、十分な休養を取っていただきます。
術後の経過観察
- 経過が順調であれば約1週間後に受診していただきます。
- 超音波検査などによる診察を行い、術後の経過を確認します。
- 術後1か月~1か月半で生理がありますので、それを確認するまでは避妊をお願いします。
望まない妊娠を避けるために
今後も望まない妊娠を避けるために、避妊については十分気をつけましょう。
当院では最も確実な避妊法である低用量経口避妊薬(ピル)をお勧めしています。
また性交中に避妊に失敗した場合の「緊急避妊法(モーニングアフターピル)」についても、ご相談ください。
Q&A
- Q手術同意書は必要ですか?
- A母体保護法により、中絶手術には本人と配偶者または相手男性の署名と捺印のある同意書が必要です。相手がわからない場合や、死亡・行方不明などで意思が確認できない場合は、その旨の記載が必要です。
- Q未成年でも手術は受けられますか?
- A未成年の場合でもご本人と相手の同意があれば手術は可能です。当院では原則として保護者の同意もいただいています。
- Q中絶手術ができるのは何週までですか?
- A妊娠中絶手術ができるのは母体保護法により妊娠22週未満と規定されています。妊娠12週から21週までの中期中絶は死産届も必要で母体への負担も大きく、費用も高額になります。妊娠継続が難しい場合にはできるだけ早いタイミングでの中絶手術が望まれます。当院では妊娠12週未満の初期中絶手術のみ扱っており、中期中絶は行っておりませんので、あらかじめご了承ください。
- Q手術後、生理はいつごろから始まりますか?
- A手術後は1か月から1か月半ほどで生理が始まります。最初の生理が来る前にも排卵があるため、次の生理を待たずに再び妊娠してしまうことがあります。最初の生理が来る前も避妊が必要ですのでご注意ください。